家庭的保育Q&A 

Q1.家庭的保育ってどんな保育?
 一般的に『保育ママ』と呼ばれている、家庭的保育者が行っている保育です。保育ママには、国制度の家庭的保育者と、都制度の家庭福祉員がいます。どちらも少人数の子どもに対して、家庭的な雰囲気の中で、きめ細やかな保育を行なっています。保育ママの自宅などに整備された専用保育室で、子ども達は家庭にいるような安定した気持ちで過ごすことができます
Q2保育しているのはどんな人なの?
 保育士資格があるか、自治体が実施する研修等を受講し認定された人が保育にあたります。幼稚園教諭、看護師などの資格を持つ人、さらに近年では男性の家庭的保育者もいます。年齢も経験も様々ですが子どもに対して深い愛情と専門知識を持って接するだけでなく、保護者の良き子育てパートナーでもあります。
Q3.保育ママの自宅で保育っていうけど大丈夫?
 子どもの人数に応じた広さや設備が最低基準で定められているため、必要な環境は整えられています。また、自宅ではない場所に専用保育室を設けて保育している場合もあります。家庭的保育者は、その地域に居住していることが多く、子どもの安全性やプライバシーを尊重しつつ、近隣、地域との交流を持って常に開かれた保育を心がけています。
Q4 どんな子が利用できるの?
主に保護者が働いているなどの理由で「日中の保育が必要」と自治体に認められた場合に利用できます。一人の家庭的保育者は3名まで子どもを保育することができ、保育補助者と共に保育する場合は最大で5名です。大規模な保育園と違い、0~2歳児が同じ部屋で過ごすので、子ども同士が兄弟姉妹のように関わって育ちます。保護者ともコミュニケーションが取りやすいのが魅力です。